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【報告】8月23日「新しい学問を考える会」

2012年08月29日

フランスのリヨン大学東アジア研究所(Institut d’Asie Orientale)所属のLee Julingさんと、アメリカのプリンストン大学東アジア研究学部(Department of East Asian Studies)所属のZheng Xinxianさんが、それぞれの博士論文計画の一部を紹介し、参加者が全員で報告の内容について意見交換しました。

Julingさんは、近代台湾における裸体表現の意味について美術作品を題材に論じ、Xinxianさんは、近代中国における「自然」と「文化」という概念の分岐を、北京動物園の成立を手掛かりとして考察しました。どちらもとても興味深い内容で、参加者間で議論が弾みました。

二人の博士論文は、最終的には「近代」をどう理解し、歴史としてどのように書き込むのかというハードルをクリアしなければなりません。大変でしょうが、挑戦のしがいのあるテーマです。二人ともこの8月末にフランスとアメリカの本拠地に戻りますが、新しい成果を携えてまた戻ってきてほしいものです。

 

2012-8-23 学問の会2.JPG

懇親会のときに撮った写真をご紹介します。半年前の2月の写真と比べてみてください。

今回は会の途中ですでに帰った人たちがいるのですが、彼女たちを含めても、この2回の会合に続けて参加しているのは、私を除くと、わずか5人です。他の人たちは、留学や海外調査、帰国などさまざまな理由で、2度続けては参加できませんでした。夏休み中なので、人の動きが普段より激しいということはありますが、若手研究者の流動性には驚くべきものがあります。

 

東京大学は、多様性と流動性をキーワードとする「グローバルキャンパス」の形成を近未来的な目標として掲げていますが、この会を見る限り、それはすでに実現されていると思います。

 

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