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新しい学問を考える会

2012年08月20日

これは純粋な教育活動ではありませんが、私の周辺で研究活動を展開している大学院生やPD、助教クラスの若い人たちと一緒におおよそ隔月ペースで「新しい学問を考える会」を開いています。これは彼らの中から毎回2人に話題提供の報告をお願いし、それを題材に参加者間で徹底的な議論を行う会です。

若い人たちは、博士論文というハードルがあるため、ともすれば、自分の専門分野に関心を絞り広い視野や異なった視点を忘れがちです。しかし、既存の学問の存在意義や枠組みが問題とされているときに、自分の狭い「城」に立て籠もっていても仕方がありません。その城が建てられている地面が動いているのですから。

また、グローバル化の進む今日、日本人の間で日本語で議論しているだけでは十分ではありません。幸い、私の属する東洋文化研究所には、世界各地から多様なバックグラウンドを持つ若い研究者が滞在しています。彼らにも参加を呼びかけ、会合はしばしば英語で行われます。研究会の後は、持ち寄りの懇親会を毎回開いて、議論は夜遅くまで続きます。参加者のバックグラウンドは、私のもともとの専門上西アジア史研究者が多いですが、東アジア史、日本史など各地の歴史研究、地域研究、美術史、文学、表象文化論、国際政治、開発経済、グローバル・スタディーズ、人類学など多岐に亘っています。

2012年2月の会の時の記念撮影

始まってもう4~5年になるでしょうか。とても面白い会になってきました。8月23日(木)に次回の会合がありますが、報告者は、台湾出身でフランスのリヨン大学に留学中の人と中国出身でアメリカのプリンストン大学に留学中の人の二人です。どちらも、現在は調査のために東文研に滞在中で私が受け入れ教員となっています。他ではちょっと考えにくい組み合わせですね。どんな会になるのか、今から楽しみです。

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