ユーラシアの近代と新しい世界史叙述

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10月8日「裁判からみた『新しい世界史』の試み」研究会

2012年09月05日

「裁判からみた『新しい世界史』の試み」研究会を開催します。中近世の裁判にかかわる事例をもとに、新しい世界史叙述を試みてみようとする取り組みです。

 

【日時】10月8日(月・祝)9:00-16:30

【場所】  東京大学東洋文化研究所3階大会議室

本研究会は、「新しい世界史叙述」をめざす本科研のなかで、日本をはじめ世界諸地域の中近世の裁判を取り上げようとするものです。とくに、近代的裁判とは異なる判決のあり方に焦点をあて、裁判外での解決手段との関係を視野にいれて論じていきたいと考えています。

裁判や判決の実行には、当事者間の紛争解決に、それぞれの地域や時代の権力(第三者)がどのようにかかわるかが、表れています。この意味では、同一の法文化であっても、時の権力のあり方によって、裁判や判決の質が異なることもあるでしょう。これとは逆に、権力のあり方が類似すれば、法体系の違いをこえて、共通した裁判形態をとる場合もあるでしょう。これは、近代という時代において、アジアやアフリカの諸地域でヨーロッパ法が導入される問題にかかわっています。裁判や判決の地域間比較を通して、世界史のあらたな連関が見出されることを期待しています。(文責:杉本史子)

【プログラム】

9:00~12:00(いずれも質疑時間含む) 

高橋一樹(武蔵大学)  日本中世史  

杉本史子(東京大学)  「近世日本における支配組織と判決の特質」(仮)

中谷 惣(大阪市立大学)「中世イタリアの裁判」(仮)

13:00~15:00  

寺田浩明(京都大学)  「清代裁判論における「遵依甘結状」の位置づけ

──比較裁判論の理論的課題について」

三浦 徹(お茶の水女子大学) イスラーム地域・オスマン時代

15:00-15:15 休憩

15:15-15:30 

コメント 服部良久(京都大学)

15:30-16:30 総合討論

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