現在の研究

新しい世界史/グローバル・ヒストリー研究の方法

世界の人々とともに議論し、新しい世界史認識を生み出すための挑戦的なプロジェクトです。東京大学とアメリカのプリンストン大学、フランスの社会科学高等研究院、ドイツのベルリン・フンボルト大学が拠点となって世界史・グローバルヒストリーに関心を持つ研究者の国際ネットワークを作り、「世界史」の解釈、理解、描き方について、共同で研究と教育のプログラムを展開します。これまで蓄積されてきた日本の人文学・社会科学の知を世界に向けて積極的に発信します。

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これまでの研究

ユーラシアの近代と新しい世界史叙述

国民国家や「ヨーロッパ(西洋)とアジア(東洋)」という既存の歴史叙述の単位にとらわれず、ユーラシア、さらに世界を一体と見る立場で新しい世界史を構築する方法を追究する研究プロジェクト。日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究S)を得て、5年計画(平成21~25年度)で18-19世紀の世界史をどう描くかを共同で追究します。

世俗化・宗教・国家

東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」の中期教育プログラムの一つとして実施しています。このプログラムに所属するPD、RAの人たちと一緒に、現代世界における世俗化、宗教、国家の関係をどう理解すべきかを考えています。『イスラーム世界の創造』以来の「近代」再考プロジェクトの一環です。詳細は、このプログラムのサイトをご覧下さい。

海域比較研究

文部科学省科学研究費補助金(特定領域研究)によって実施されている大規模な共同研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成」(平成17~21年度、研究代表者:小島毅東京大学大学院准教授)の中の班研究の一つ。歴史空間としての東アジア海域と他の海域(インド洋、地中海など)をいくつかのポイントを定めて比較し、それぞれの特徴を明らかにすることを目指しています。

アジアの港町比較研究

17-18世紀にヨーロッパの東インド会社が商館を置いたアジア諸地域の港町における異文化交流の諸側面を検討。ポイントを6つ定めて相互に比較し、各港町とその背後の社会の特徴を共同研究によって明らかにすることが目的。日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究A)を得て、平成17~20年度(2005年4月から2009年3月)に実施しました。

イェール大学シャルダン文書の研究

1687年から1709年まで、私商人としてインドのマドラスで活動したダニエル・シャルダンとその妻の残した708点の私文書類(商業関係書類、手紙など)が、イェール大学の貴重書図書館に所蔵されています。それらのデータベース化を目的とした個人研究プロジェクト。平成15~16年度に、日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究C)を得て、実施しました。完成したデータベースを公開しています。

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